メンタリストDaiGoさんもスタンディングデスク愛用者だったんですね。
自身の動画でスタンディングディスクの紹介をされていましたが、DaiGoさんはさらにスタンディングディスクを利用中にステッパーなるものを使いながら利用されてるそうです。
このステッパー。スポーツクラブにあるエアロバイクの足をこぐ部分をイメージされるとよいかと思います。
これに両足を乗せて立った状態で足を上下に動かしながらスタンディングディスクで作業をする。このことで、筋肉が鍛えられ、血流も良くなる一石二鳥の効果が期待できるもの。デスクワークは健康に良くないという従来の常識を覆す画期的でポジティブな工夫ですね。この方法ならいくら長時間作業してもそれに比例して筋力を鍛えられますね。
私的には、下半身の筋力アップに加えて、絶えず体を動かすことで、同じ姿勢を継続することによる筋肉の硬直とそこから生まれる疲労の回避も期待できると思いました。
もしそうであるなら、より長時間の作業もしやすくなるメリットも期待できると思います。
ステッパーは通販サイトで1万前後で購入可能ですが、仮になくても意図的に立った一で足踏みすることでも同じ効果が期待できると思います。
私も試しに挑戦してみます。
ただ、足踏みの方に意識が行ってしまい、本来の作業なり勉強なりの質が落ちてしまうのは本末転倒なのでそのバランスは気を付ける必要がありますね。
同じ動画で、DaiGoさんはもう一つのポイントとなることを紹介していました。それが作業するときの「姿勢」「目線」です。
普通モニターに向かって作業していると、自然と目線は下がり、下がった視線に同調する形で姿勢も悪くなります。
調度スマートフォンを見ているときのように、猫背で前かがみの姿勢になるということです。姿勢が悪くなると、一般的には肩こりや腰痛など体の不調原因になると考えられますね。
しかし、姿勢の悪さはこのような健康面だけにとどまらず、集中力や粘り強さの低下にもなるんだそうです。
動画では、1984年のアメリカテキサスA&M大学のジョンリスキンド教授が行った実験が紹介されていました。
そこでは被験者が2つのグループに分けられ、グループAは3分間猫背の姿勢をとる。一方のグループBは3分間まっすぐな姿勢をとる。
その直後にAB両グループとも、数学パズルの問題を与えられました。
その結果、BグループはAグループの2倍の集中力、持続力があることがわかったんです。
集中力や持続力を図るために、数学パズルの多くには、解けない問題が含まれていたそうです。さくさく解けてしまう問題なら頭がいい被験者はすぐに回答してしまいますが、解けないもんだなら頭の良さの違いは関係ありません。
粘り強さが足りなければ途中で問題を解くのを放棄してしまいますね。
このユニークな実験の20年以上後で、似たような実験が今度はパソコンを使って行われました。グループAはモニターが低い設定のパソコン、グループBは目線を平行な位置かやや高めの設定。
そのモニター画面上で同様な回答がない問題を解かされました。結果はジョンリスキンド教授同様で、目線が高いBグループの方が集中力・持続力がグループAよりよかったそうです。
たった3分の違いで倍の効果。
姿勢は今まで感じている以上に集中力や粘り強さに影響を与える。
この姿勢はスタンディングディスクにすれば意識しなくてもできるというのが動画のキモな気がします。
ちなみに私が立ったままで作業するときのモニターの位置を見てみたら、若干下向きでした。
パソコンデスクを流用してスタンディングディスク代わりに使っています。まだ若干モニターの位置が低いのでしょうね。
それにはパソコンの下に敷くものを用意すれば解決します。
何がいいか?
試したら紹介します。