迷った時は、不安な方向を選ぶ

スタンディングデスク 効果

私は医師の森田敏宏先生のメルマガを読んでいますが、最近のメルマガで「人生を劇的に変えたければ、不安な方向に進むことが重要です。」という話が紹介されていました。

これは、本当にその通りだと思います。
脳は無意識のうちに安心安全を望んでいて、現状に満足していないのであれば、不安な方向を選ぶ必要があるからだそうです。

そもそもいかなる状況に置いても、現状に満足するというのは、そこで進化成長が止まることだと私自身は思うので、好ましくないと私は考えるスタンスです。

これで思い出しましたが、以前、私が尊敬する方が、「不安に思うというのは、それが実現する可能性があるということ。もちろんできないかもしれないが、やり方次第ではかなう確率もある。その証拠に、例えば、会社から「明日南アフリカに転勤しなさい」という人事異動をもらっても、不安にはならないからということです。」突拍子もないことは、本人にとって現実味がなく、したがって不安にすらならなりませんから。

やり方次第でできるかもしれないし、できないかもしれない。そこに不安を感じる。
ここで重要なのは「迷ったら」という前提だと思うんですね。
言い方を変えると、どのような場合であっても不安な方を選べということではありません。人間生きていれば色々な経験を積み、そこから得られる勘や経験則がつかめてくるものです。できる営業マンは、扱う商品やジャンルが変わっても稼げるといいますが、同じものを売るという意味においては同じだと考えると、人に物を売るうえでのノウハウ、顧客心理、話術、ストーリー展開など自分なりのスキルが構築されていれば、例え当初門外漢のジャンルの商品でも、いずれは売れるという根拠のない自信が持てるのではと思います。

だから、そういった場合は、営業するうえで不安はありません。
その場合はあえてリスクを背負う必要はないということ。
そうではなく、壁にぶつかって前に進めなかったり、今までうまくいっていたやり方が効果がなくなったときに、何をどうしたらいいのか迷った時もあるかと思います。そういった場合には、より不安だと思う方を選ぶと良いということですね。
同様に、会社の経営が暗礁に乗り上げた時に、取締役会議などで今後の対策案を検討する際には、多数意見よりも少数意見を採用する方が成功するという話もあります。

人は、不安になるほど保守的になり、今までやってきたことから逸脱することを避けようという傾向があるように思います。(経験則で)
ところが、現状を打開するにはそれではだめで、今までやったことがないこと、より不安なことの方が起死回生を図れる可能性が高いというのも確かに分かる気がします。

迷うことは従来のやり方では太刀打ちできないからだと考えるとしっくりしますね。

こういうことは、デスクワークは座ってするものという従来の常識を一旦クリアにして、敢えて立って仕事をしてみるというスタンディングディスクでもイメージだけで試してみないのではなく、実際にやってみて判断することで当初は考えもしなかった効果があることを学びました。
スタンディングディスク様様です。

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