前回はメンタリストDaiGoさんの動画で、座るよりも立って作業する方が疲れないと感じた理由を紹介しました。
本を読む。勉強をする。仕事をする。物を書く。こういった一連のことをDaigoさんはすべて立ってします。
この動画には続きの関連動画があって、DaiGoさんが立ってしない唯一のことが紹介されています。
それは食事です。
そう。一般に座ってするものには仕事がありますが、食事も椅子に座ってテーブルに置かれた料理を食べるのが常識ですね。
ただ、DaiGoさんが立って食事をしないのは損するからだそうです。
その根拠、理由となるのがサウスフロリダ大学の研究結果。
このサウスフロリダ大学の研究によると、立ち食いまたは食べ歩きは食事から得られる満足度や喜びを低下させる働きがあるんじゃないかという結果が出たそうです。
具体的には358人の被験者に立った状態と座った状態で食事をしてもらい、どちらが食事を楽しめたかという研究でした。
そして得られた結果。
まず立って食事をすると味覚の質や食の楽しみを減退させることがわかったそうです。
これは意識してなかった。
街中を歩くと、日本でもたまに立ち食いをしている若者を見かけますよね。
あとストリートではなく、立ち食いソバ屋も駅ナカや駅周辺にいまだに健在です。
私も富士そばとか小諸そばなどのチェーン店を利用した経験があります。
旅行に行った際には、その土地の屋台やサービスエリアで買った軽食を立ち食いすることもありました。
その際は、普通に美味しいと思ってたのですが、このサウスフロリダ大学の研究によると違うとのこと。
同じ食べるという行為なのに立って食べると座って食べるよりも味覚が落ちて食の楽しみも減る?
これは今まで感じたことがなかった理論です。
もう一つ立って食べるデメリットが立って食べるとストレスが高くなるということ。
確かに座って食べるより立っての方がなんとなく落ち着かない感はありそうですね。
もしかしたら、富士そばや小諸そばは座って食べた方がよりおいしいのかな?
(ただ経営戦略もあるので敢えて立ち食いを選択してるのだと思います)
それではなぜ、立って食べると味覚が落ちたり食の楽しさが減るのか?
これについてもサウスフロリダ大学で面白い研究結果が出されていました。
それは食べる時の温度の知覚です。
よく熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに食べるのが美味しいって言いますよね。あの食べているときに感じる温度は平衡感覚が落ちるとその知覚力が低下するんだそうです。
椅子に座って食べる方が、立ったり動いたりしながら食べるよりも平衡感覚が安定するので美味しく感じるし食欲も出るという内容でした。
なら美味しく食べるのならやっぱり椅子に座ってゆっくり時間をかけて食べるのがいいのか。よしよし。
といって現状を肯定して終わったら何も得るものないかも。
ここでDaigoさんは別視点での立って食べることのメリットも紹介されています。
それは次回に紹介します。