あれほどこだわっていたスタンディングディスクでの作業を現在やめてます。
理由は同じ立作業を継続し続けることからくる疲労を一旦解消したいと感じたからです。
なぜこうなったのか?
一つには私の不器用さ。一度こう変えようと思うとそればかりをしてしまうこと。立つにしろ座るにしろ、やりっぱなしはよくありません。適度に交互に変えるバランスがいいわけです。
長時間のデスクワークには適度な運動で緊張感がほぐれますし、長時間の運動の後は、身体を横んしてあげることで疲労が言えます。
座って作業した方が、立ちながら作業するよりも楽かどうかは一概には言えないということは以前紹介しました。
楽な姿勢が疲れないかというとそうでもありません。
試しに姿勢を変えずに座るのはやってみるとわかりますが疲れます。途中で足を組み替えたり、腰の位置を変えるなどしてしまいたくなります。これは思うに姿勢を変えずに座るのは安定した重心を保ちにくいからだと思います。
この点、立った時の姿勢は体重のバランスが保ちやすいので案外疲れないものです。
ところが、立ちっぱなしの状態を続けると、それはそれでふくらはぎの筋肉に緊張が残り、それが疲労を誘発したりします。立つにしろ座るにしろ、っぱなしは良くない。適度な変化によって同じ体勢を継続することからくる疲労、緊張を解いてあげる必要はあると感じました。
こうして座って作業するのは、作業に入る前、作業のし始めは楽でストレスも感じません。
が、時間が経つにつれて安定感のない重心のバランスが気になってきますね。
となると、どこかの段階でスタンディングを入れる必要がある。
これは食事と全く同じで、栄養バランスを考えたメニューを考えるのと同じと思います。
食欲にまかせっきりにしてしまうと、甘いものが好きな方は糖質過多のメニューになってしまいがち。
好きなものを我慢する必要はないと思いますが、バランスを考えないと例えば野菜が嫌いだとどんどん食物繊維の摂取が少なくなり糖質中心になりがちです。
本能に従うのが本来の体が欲するものを食べることになり、それがバランスある食事になるという考え方も否定しません。ですが、バランスを意識することで、意識しないことからくる栄養の抜け漏れを防ぐことができると思います。本能は生まれた時からずうーっと変わらず同じと考えやすいですが、私が思うに、本能は環境や経験で変わると思います。お腹が減ってどうしようもなかったのに、ちょっと我慢したらさっきまでの空腹感がなくなってびっくりする経験はあるあるですよね。本能は変わらないものではなく、変わりやすく、時に自分の欲望を正当化させる根拠に悪用されやすいので注意したいところです。
話をバランスを意識して、過剰な部分は調整し、不足しているものをカバーするにはどうすればいいかに戻しましょう。
私が心掛けていることの一つに、関連する複数の情報源をもつこと。それらにアンテナを立てて、常に意識すべきジャンルにかんする新しい情報、他の人の意見に接する機会、ツールを持つようにするというのがあります。
私の場合はラジオやメールマガジン、あるいはそこから得られた書籍情報や専門家のブログなど。気に入った人の動画チャンネルの登録もおすすめです。
話をスタンディングでの作業を一旦やめたことに戻しますと、やめて座って作業することで明らかに感じるのが眠気が発生しやすくなったことです。
これはお尻を椅子の座面に乗せることで、物との接触面が増えることからくる睡魔が発生するからと言われています。
ソファーに横になったり、電車の長椅子に持たれると眠気がくるのに似ています。
これは生理現象ともいえるのですが、かわす方法というか意識していると回避する方法はあります。
その一つが接触面を減らすかなくすこと。
座る場合は背もたれに寄りかからずまっすぐに姿勢よく座ることで接触面を少なくできます。
作業の場合には、適宜スタンディングスタイルを入れることで長時間同じ姿勢でいることからくる緊張感がほぐれる効果があります。
このほぐしは、スタンディングスタイル以外にストレッチやジョギング、筋トレなどいろいろ生活スタイルで工夫できます。
ただし、座り作業を中断してソファーで横になるというと、逆に睡魔を増幅してしまうので避けるようにしています。
実際、我が家では、ソファーを使うのは嫁と息子のみで、私が横になろうものなら家族からツッコミが入りますw
もう一つ眠気防止で有効なのが15分以内の仮眠を作業場とは別の場所でとること。
ポイントは15分以内と別の場所という2点です。
15分以上だと逆に睡眠ホルモンのバランスが崩れやすくなるし、作業場で仮眠をとると、作業場で仮眠してよいと脳が都合よく判断してしまうのを防ぐためです。
自宅なら寝室、あるいは完全にリラックスできるリビングなどが良いでしょう。