スタンディングデスクを使おうと思う場合、自作するかどうかは分かれますね。私はDIYは面倒と思う人間なので、ここでは自作の仕方ではなく、主にそれ以外の選択肢について考えたいと思います。
まずは、自作も含め、スタンディングデスクを利用するにあたってどのような選択があるのかを考えてみます。
スタンディングデスクを利用する場合、一般にはお店や通販でスタンディングデスクを購入するかと思います。
この場合、ポイントとなるのは2つ。
1.購入資金がすぐ用意できるかどうか
相場的には1万ちょっとぐらい。これで昇降デスクが買えそうでした。中にはちょっと折り畳み可能とか高機能なものになると2万~3万円するものもあるます。
2.スペースの問題
デスクなのでそれなりのスペースが必要。おおよそ畳一畳分。
既にデスクがあるのなら、それとの兼ね合いも考えないとですね。つまり、今まで使っている机は引き続き使うのかどうか?それとも、思いきって廃棄して完全にスタンディングデスクに切り替えるか。
昇降デスクだと、座って作業できるものも多いので、完全に入れ替えてしまうことも十分可能です。
ただ、机というのは使う人の個性が現れるものです。使い慣れたものを、同じデスクだからといきなりガラッと入れ替えれる人は実際には少ないのではと思います。机というのは普段から使い慣れているモノなので、変えるとなると失敗したらどうしようという不安が残ります。現実的には、いきなり切り替えず、しばらくは併用というか、従来使っているものも置いて様子を見るというのが無難なのかもしれません。
この場合、心配なのは、今までのスタイルにいつでも戻れる逃げ道があることです。このダメ元感が結果的にスタンディングデスクを使いこなす前に慣れなかったり、効果が期待したレベルでないと感じさせやすく、その可否を見極めることなしに終わってしまうリスクを残してしまいます。
あるいは心理的にはスタンディングデスクに変える意志があっても、万が一合わなかったことを考えることもあるでしょう。この保険を残しておきたいと思うのもわかります。
いずれにしても、新たにスタンディングデスクを購入する場合には、購入する前の不確定要素が大きいため不安感は残ります。
こういった既存のスタンディングデスクを購入するという選択肢以外に自作してしまうという選択もありますね。天板などの板をホームセンターで購入して自作でスタンディングデスクを作ってしまう方です。普段からDIYが好きな方ですね。芸能人のヒロミさんみたいな方。スタンディングデスクを使うなら、自分で作りたいという作る楽しさを知っている方は無意識的に、そういったニーズを持っていますので、材料を調べたり、探したり、用意して工作するのも厭わないかと。
おそらくこういったタイプの方なら、自力で情報収集して、それなりの手ごたえ感をもって前向きに作ってしまうので、私から情報提供する余地はないかと思います。そう、私はこの点全くダメです。学校でも図工や工作は大の苦手。材質を測ってミリ単位で切ったりくっつけるというのが「細かい」と思ってしまう人間です。
私の場合、自分でDIYするのは無理と悟っていたため最初から自作は選択肢としては最初からありませんでした。
となると、既製品を購入するか?いえ、それもしませんでした。確かに無理すれば買えなくはない価格でした。しかしそれ以外にもスペースの問題もあります。さらにもう一つ、今まで使っている机を廃棄したり併用するというのがどうもしっくりきませんでした。何となくお金をかける割には中途半端感を感じました。それよりも私がやろうと考えたのがもう一つの選択でした。
それは、今あるもので代用できないか?という視点でした。(以前紹介したヘミングウェイの方法)
もしこれが可能なら、既製品を購入する問題も解決できます。昇降テーブルを購入する資金も不要ですし、新たにスタンディングデスクを置く場所を確保しないといけないというスペースの問題も必要ないからです。
そして、なによりすぐに取り掛かれるハードルの低さを感じます。
ということで、私の場合、最後の今あるもので代用する方向で考えました。何か今あるものでスタンディングデスクになるだろうか?と考えてたのですが、それは容易に見つかりました。それは、
PCデスクです。
それまで使っていたのがデスクトップパソコンを置いて使うタイプのパソコンデスクでした。このタイプだと、机の上にプリンターを乗せる天板があるんですね。ここにプリンターではなくノートパソコンを乗せて使うことでほぼほぼスタンディングデスクとして使うことが可能だと気付きました。
今までデスクトップパソコンを置いていたスペースには手帳とか筆記用具とか書籍類を置く。
ただ、完全にスタンディングデスクとして理想的かというと若干不具合もありました。それは工夫次第で何とかなるものです。
これから購入しようという方、あるいは自作しようという方ももう一つの選択肢として検討される意味はあるかと思います。